本記事では「リクナビはブラック企業が多い?」について解説していきます。
・ブラック企業は避けたいけどリクナビって大丈夫なの?
・求人数が多いらしいけどブラックだらけ?
・派遣が多いと聞くけど正社員の求人はないの?
・働いたことがないけど親身になってくれるかな?
リクナビNEXTはトップの転職サイトとして多くの利用者に支持されていますが、ブラック求人が存在する場合は利用をためらってしまうこともありますよね。
当サイトでも独自で実態調査をしましたが、総合満足はかなり高く、僕もニートのときは大変お世話になった求人サイトです!
利用者満足度
- 直近1年以内の正社員転職者を対象にしたユーザー調査でも「会員登録率No.1」を獲得
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確かにリクナビNEXTにもブラック求人が存在しますが、他の転職サイトでも同様です。
重要なのは「自分でブラック企業を見抜く力」を身につけることです。
では、なぜリクナビNEXTがブラック求人とされるのか?
また、ブラック企業を見抜く方法は何か?
それらについて詳しく解説していきます。
リクナビNEXTはブラックばかりと言われる3つの理由
リクナビNEXTがブラック求人ばかりと言われる理由は、主に以下の3つです。
① シンプルに利用者の数が多いから
② 低コストで求人募集ができるから
③ 転職サイトはあくまで広告だから
順を追って解説していきます。
①シンプルに利用者の数が多いから
転職サイトにはビズリーチ、マイナビ転職、dodaなどたくさんありますよね。
その中でも「リクナビNEXTはブラック企業が多い」という評判がありますが、それは単純に利用者数が多いためです。
そのため、転職サイトを代表してリクナビNEXTが注目されることが多いのです。
前述したように、転職サイトにブラック求人が多いのはビジネスモデルによるものであり、他の転職サイトを利用しても同様です。つまり、リクナビNEXTだけが悪いわけではないのです。
また、ネット上の意見は悪評が目立ちやすい傾向にあります(満足している人はあまり書き込まないことが多いですよね)
そのため、「リクナビNEXTはブラックばかり」という評判に過剰に気を配る必要はありません。
悪評を気にしすぎると、どの転職サイトも利用できなくなってしまいます。自分に合った転職サイトを冷静に選びましょう。
実際、リクナビNEXTは転職者の8割が利用していると言われていますので、良い口コミもあれば悪い口コミもあるといった感じではないでしょうか。
②低コストで求人募集ができるから
リクナビNEXTにブラック企業が紛れ込む理由は、「求人掲載費用が手頃だから」なのです。
リクナビNEXTでは求人を掲載するには約20万円の費用が必要みたいですが、これほどの金額なら多くの企業が支払える範囲ですよね。
実は、他の転職サイトも求人掲載費用はほとんど同じです。
つまり、転職サイトは予算の少ないブラック企業でも求人掲載がしやすい状況になってしまうのです。
リクルートエージェントの場合、企業は採用者の年収から約30%をエージェントに支払う必要があるのです。これが100万円以上になる場合もあるため、ブラック企業は掲載が難しくなっています。
そのため、リクナビNEXTにブラック企業が紛れ込んでしまうのはやむを得ない状況なのです。
広告予算とか自分には関係ないことまで考えだすとどの転職サイトも利用できなくなってしまいます。自分に合った転職サイトで企業を選ぶのが良い結果を生みますよ。
③転職サイトはあくまで広告だから
転職メディアによっては、求人の掲載費用のほとんどが人件費や広告宣伝費に使われているケースが多いんですよ。
それだけじゃなくて、使いやすいサイトにするための改修費や上位表示のためのシステム開発費などにも投資されていることがよくあります。
「リクナビNEXTはブラック企業の求人も載せるのはどうして?」
って疑問が浮かんでくるかもしれませんね。
でも実は、リクナビNEXT側からすると、求職者の気持ちを真剣に考える必要はあまりないんです。
だって、リクナビNEXTは企業から掲載費用をもらえればそれで十分なわけですから。
リクナビNEXTは企業からの求人掲載費用で成り立っている営利企業なんです。だから、どれだけ多くの企業から求人掲載依頼を受けるかが重要なんですよ。
つまり、転職サイトにある求人は基本的に「広告」と考えていいでしょう。
そのため、ブラック企業だと明らかな場合でも、転職サイト側はその事実を知らんふりをしがちなんですよ。だって、「ブラック企業を排除する=利益が減る」という事情があるからですね。
だから、リクナビNEXTからブラック企業が消えることはありませんがホワイト企業が全くないわけではないので、安心してもらえればいいのかなって思います。
もし本当にブラック企業を避けたいのであれば、リクルートエージェントを利用するのが確実でおすすめですよ。
リクナビNEXTにあるブラック求人を回避する方法3選
転職サイトには、「ブラック企業」と呼ばれる企業が含まれていることがあります。
当然、皆様も「ブラック企業には入社したくない…」と考えられることでしょう。
しかし、ブラック企業は巧妙な手法でその実態を隠すことがあるため、不安に思われることでしょう。
そこで、今回は転職活動をされる際にさまざまな情報を集めてきた私が、以下を詳しく解説いたします。
①求人情報(求人票)をじっくりと読み解くこと
求人情報は必ずじっくり読みましょう。
適当に読む人はいないと思いますが、給料や年間休日や賞与などは最低限見るようにするといいでしょう。
私が必ず見るのは従業員数と年間休日ですね。
というのも、人間関係だけは入社してみないとわからないからです。
②口コミや評判を徹底的に調査する
皆さんが興味を持った求人に応募する際は、その企業の口コミや評判を調査してみましょう。
実際の社員や元社員が投稿する口コミや評判を見ることで、
・給与や福利厚生について ・残業時間について ・社内の雰囲気について
など、求人情報だけではわからないリアルな実態を把握することができます。
明らかに否定的な評価が目立つ場合は、ブラック企業の可能性があるため、早めに排除することができるでしょう。
インターネットで情報を検索するのも有益ですが、検索サイトでは気軽に投稿できるため、虚偽や悪評が増えてしまうことがあります。
そのため、信頼性の高い情報を求めるなら、ユーザー登録が必要な「転職会議」を利用することをおすすめします(無料です)。
ただし、全てを盲信するのは危険ですので、参考程度にとどめて、よりよい判断をするよう心掛けましょう。
③要注意フレーズを探す
求人票の文章にも注意を払うことが重要です。
ブラック企業は求職者に対して魅力的に見せるため、巧みなフレーズを使うことがあります。
たとえば以下のような例が挙げられます。
「努力次第で年収〇〇万円!」
→ 実際には頑張っても給与が上がらない可能性もあるかもしれません。
「経験よりもやる気を重視!」
→ ノルマが厳しく精神的な負担が大きい場合もあります。
「成長できる職場環境です!」
→ 実際には業務負担が非常に大きく、過酷な労働を強いられることも考えられます。
「若い人が活躍しています!」
→ 実際には離職率が高く、多くの社員がすぐに辞めてしまうこともあるかもしれません。
「アットホームな職場です!」
→ 仕事ばかりでプライベートが犠牲になる可能性もあるかもしれません。
こうしたフレーズに注意を払うことは重要ですが、疑心暗鬼になりすぎるのも良くありません。
情報は疑って検証する姿勢で臨みましょう。
④面接を受ける際は、直感や雰囲気を確認すること
以下2つ見受けられる場合はブラック企業の可能性がグンと上がります。
面接官が精神論を主張する場合には注意
根性ややる気といった言葉が過剰に使われる会社は、社員に対してそれらを強要している可能性があります。
もちろん、根性ややる気は重要な要素ですが、同時にスキルやノウハウに関する話題も出てくるか確認することが重要です。そうしたバランスが取れている企業が魅力的な職場である可能性が高いです。
面接官の態度が横暴である場合には要注意
面接はお互いがビジネスパートナーではない時点であり、相手を尊重し合い圧迫的な態度をとることはないはずです。
無理難題や横暴な態度を取られた場合、面接官側がその対応を確かめたいと考えることもあるかもしれませんが、それはその会社でそのような対応が必要な場合であることを意味しています。
パワハラをする可能性が高い会社であるかもしれないので、注意深く対応しましょう。
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